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​ナベさんが遺したインスタ

ナベさん(渡辺裕之)は生前、インスタ(Instagram)をしていた。自分がそれを知ったのは、ナベさんの名前をググってみた(グーグルで検索してみた)時の事だった。

"渡辺裕之 最後のインスタ"

この検索ワードを見つけ、自分は咄嗟にクリックしてみた。

そこに映っていたのは、花々をアップにして写した物だった。"アップにすると違う表情が見えてくる"と、綴られた文章だけが虚しく感じた。

そして、その投稿のコメント欄には、ファンからの数多くの追悼の言葉が綴られていた。その数は二千通以上。ナベさんの死後にもコメントは書かれていて、四十九日、月命日、そして命日と、今でもファンの人達がナベさんに思いを伝えている。

自分もあの時の"声"に助けられて以来、ナベさんに思いを馳せていた。見えなくても、声が届くならと思い、コメントしてみた。

"「死んだら僕みたいになる、生きてほしい」あの時の貴方の声がなければ、今の自分はいません。声を掛けてくれてありがとう"

届かないと分かっていても、届いてほしいという思いを込めた。

もし、彼が生きてた時にこのインスタに早く気づいていれば、親しむ事が出来たかもしれないし、異変に気付いていたら、自死を止める事が出来たかもしれない―――というのは、自分の儚い妄想であるが、魂となった彼に、助けてくれた事を感謝する言葉を伝える事が出来た。

その日以来、X(Twitter)だけじゃなくインスタも更新する様になった。日常、曲作り、ナベさんへの思い―――幾度も更新する度に、ナベさんに"自分は生きているよ"と伝えてるみたいで嬉しくなった。Xでいいねを押しすぎてシャドウバン(その際は一度アカウントがロックされ、解除するには本人確認しなければならない)された時もインスタは大いに役立った。近況を伝える事が出来たし、何より、落ち込んだ時はナベさんのインスタを見て幾度も元気をもらった。

ナベさんのインスタは奥さんの原日出子さんのインスタと共にフォローしている。

日出子さんのインスタは更新されても、ナベさんのインスタは二度と更新される事は無い。それでも、このインスタはナベさんがそこにいたという証であり、彼の生きていたという証でもある。

​自分はこれからも、夫婦をフォローし続ける。

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